チャンネルベースは、制御盤やサーバーラックなどの重量物を安全に設置するために欠かせない存在です。サイズや強度はもちろん、屋外設置を加味したうえでの耐食性など、あらゆる角度から適切なものを決定する必要があります。本記事では、チャンネルベースの概要に加え、モジュラー式ベースシステムとの相違点についても解説します。
制御盤は、工場にある数ある設備のなかで停止してはいけない重要設備であり、安全に保護する必要があります。しかし基本的に制御盤は現場に設置するもので、現場でできる保護対策は限られます。だからこそ、設計製造段階での「筐体」選びは重要となります。今回は制御盤の安全と、外被となる筐体をどうするかについてお話しします。
EV用充電器、太陽光発電や風力発電、無線通信など、屋外での電力利活用が広がることで、屋外に設置される制御盤も増えています。屋外の制御盤は防水防塵に対応するのは当然ですが、内部の電子機器を保護するには筐体の衝撃への強さも大切。今回は、制御盤の耐衝撃性とそれに関する保護等級 IKについて考えてみます 。
「自動化」というと、ロボットやAIを使うような先進的な自動化をイメージしがちです。しかし、実際は手作業から、効率化、機械化、ロボット化、自律化という形で進化し、その進化の度合いはさまざまです。少子化や労働力不足が続くなか、いま手作業で行っている作業も、次の進化のステップに進んでいくことは間違いありません。
限られたリソースのなかで多くの発注に対応できるようにするには、まず制御盤の設計・製造業務を見直し「標準化」することが大切。そこから設備投資につなげることで、より生産性を高めることができます。今回は制御盤の設計・製造を標準化するメリットについて考えてみます。
工作機械や半導体製造装置、食品製造機械など各種の製造装置に取り付けられている「操作盤」。どれだけ優れた加工精度やタクトタイムを実現できる性能を持っていても、操作しにくく、扱いづらいようでは宝の持ち腐れになってしまいます。今回は、製造装置とオペレータの能力を最大限に引き出す操作盤について考えてみましょう。
私たちの周りにはさまざまな機械があり、そのほとんどに半導体は含まれています。耳にすることはあっても、その詳細まで知らない人も多い半導体。ここでは、半導体とはどのようなものか、どのような種類があるのか、またその製造工程についてご紹介します。
標準化のメリットと意義について解説します。標準化により、従来の意義に加え近年ではどのような機能をあわせ持つようになったのでしょうか。また、直接的な効果、間接的な効果の2つの視点からメリットを考えます。
カーボンニュートラル、脱炭素への取り組みは、いまや製造業企業に欠かせないものとなっています。とは言え、つい数年前までは「地球温暖化防止」と言っていたのが、いつしかカーボンニュートラル・脱炭素という表現に変わり、いまではそれが定着しています。この変化の裏には、環境技術の進化と社会への浸透があります。今回は、そうした変化を盤用クーラー等に使われる冷媒ガスの移り変わりとともに見ていきながら、最新の盤用クーラーの冷媒ガスR513Aについても紹介します。
工場や自動車などからは日々排ガスが排出されており、排ガスの中には地球環境に影響を及ぼす有害な物質が含まれています。世界中で環境保全を目的として排ガスの排出量を制限する取り組みが行われており、日本でも同様に行われています。排ガスから有害な物質を取り除く技術として脱硝というものがあり、脱硝を行う装置も多くの企業から販売されています。本稿ではこの脱硝について、日本の脱硝に対する取り組みとともにご紹介します。
季刊誌『Wunderbar』バックナンバー : リタールでは、定期的に季刊誌『Wunderbar』ウンダバーを発行しています。
2020.12.14
2019.05.14
2021.11.1
2021.10.15
2018.12.4
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