あらゆるコンピュータは発熱し、それを防ぐために放熱や冷却などさまざまな熱対策が行われています。制御盤も例外ではなく、機械の制御のためのコンピュータとして熱問題は避けては通れません。制御盤の発熱度合いや使用環境などに応じて最適な熱対策を施すことが重要です。今回は制御盤の熱対策をどうすれば良いかを紹介します。
カーボンニュートラル、脱炭素への取り組みは、いまや製造業企業に欠かせないものとなっています。とは言え、つい数年前までは「地球温暖化防止」と言っていたのが、いつしかカーボンニュートラル・脱炭素という表現に変わり、いまではそれが定着しています。この変化の裏には、環境技術の進化と社会への浸透があります。今回は、そうした変化を盤用クーラー等に使われる冷媒ガスの移り変わりとともに見ていきながら、最新の盤用クーラーの冷媒ガスR513Aについても紹介します。
PTCヒーターは自身の温度が高くなるにつれ抵抗が大きくなる特性を利用し、温度の自己制御ができるヒーターとしてさまざまな製品に使用されています。本稿では数あるPTCヒーターが使われている工業用製品のなかから、一部実例をご紹介しましょう。
スマートフォンのような普段身のまわりで使われている電化製品から産業機器の制御盤まで、さまざまな機器の冷却に使われているヒートパイプとはどのようなものでしょうか。その構造と原理、ヒートパイプの優れた特徴とそれを生かした用途をご紹介します。
エアコンや冷蔵庫の冷媒などに広く使われていたフロンガス。しかし、フロンガスはオゾン層を破壊し、環境に影響をおよぼすことから規制され、代替フロンが広く用いられるようになりました。ところがこの代替フロンも温室効果が高いことがわかり、現在では規制が行われています。フロンガスに対する規制とその変遷について解説します。
冷却・加熱といった温度管理装置だけでなく、自然エネルギー発電のソリューションとしても注目を集めるペルチェ素子。その技術はさまざまな分野で応用されています。ペルチェ素子を応用した機器、新たな分野での研究などから、ペルチェ素子の持つ可能性を考えます。
盤、キャビネット内部の温度環境を良好に保つために、費用対効果の高い対策として周囲の空気を利用して換気する方法があります。しかしその際に注意しなければいけないのが、空気中の埃(ほこり)と水。こうした問題を解決する手段のひとつとして、フィルターを備えたファンユニットについてご紹介します。
内部の機器の破損や誤作動を防ぎ電気の安全を守るために、キャビネットを使用する環境によっては温度管理が大切になってきます。キャビネット内部の温度や周辺温度への対策をみていきましょう。
クーラーや冷蔵庫など温度調整をする機器には冷媒が使われており、欠くことができない存在です。冷媒の種類は非常に多く、それぞれに特徴があります。ここでは冷媒の役割について、どのように使われているのかを実例を交えながら、わかりやすくご紹介します。
季刊誌『Wunderbar』バックナンバー : リタールでは、定期的に季刊誌『Wunderbar』ウンダバーを発行しています。
2020.12.14
2019.05.14
2021.11.1
2021.10.15
2018.12.4
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