今回は村田製作所様、ハーティング様にご協力いただきパワーサプライユニットや電源ケーブルも一緒に展示したため、お客様には具体的なイメージをもっていただくことができました。
[村田製作所]パワーサプライユニット と [ハーティング]電源ケーブル
💡OCP ORV3と従来19インチラックの主な違い💡
OCPラックと従来のサーバーラックとの主な違いには、マウントレールの間隔、ラックに搭載する機器の高さを示す1ユニット(OU)の仕様が異なることが挙げられます。
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項目 |
ORV3 |
19インチラック |
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マウントレール間隔 |
533.4mm |
482.6mm |
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1ユニット(U / OU)の高さ |
1OU = 48mm |
1U = 44.45mm |
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電源供給方式 |
ラック背面のバスバーからDC給電 (パワーシェルフからバスバーへ電源供給) |
機器ごとに個別のAC電源を搭載し給電 (ラック内PDUなどから電源供給)) |
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メンテナンス性 |
前面からスロットインで完結、ケーブルレス 背面作業不要 |
ねじ固定or機器ごとの専用レール、背面配線 前後両面から作業が必要 |
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エアフロー設計 |
幅拡大で約20%広い前面開口 → エアフロー効率向上 |
機器依存、従来型の前後流 |
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設備互換性 |
ハイパースケール向けで高密度に最適化、 互換性は限定的 |
もっとも普及しており汎用性が高い |
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構造思想 |
電源とサーバー・ストレージを分離した モジュール化設計(効率重視) |
個別機器がそれぞれ電源・構造を持つ |
DLC "Ready" Rack
OCP ORV3をもとに個別のお客様向けにリタールが開発したラックにリタールのCDU in Rack およびマニフォールドを搭載して展示しました。
GPU・AI実装の現実的なソリューションとして注目を浴びているDirect Liquid Coolingの中核をなすのが、CDU(Coolant Distribution Unit)です。
建物側からのチラー水をどのように受けるのか、冷媒はどのようにサーバーに供給されるのか、その実機、特に背面のビデオや写真を多くのお客様が撮影されていました。私たちの説明をビデオに収めてくださるお客様もいて、、、恥ずかしかったです(笑)
リタールはCDU In-Rackのほかに拡張性にすぐれたCDU In-Rowも準備しています。ぜひお問合せください。
バスバーシステムRiLine X
RiLine Xは、メーカーを問わずブレーカを搭載できる画期的なボード型バスバーシステム です。AIサーバーの登場をはじめ、サーバーおよびサーバーラックの消費電力が急激に増加しています。 RPP(ラックへの電源供給用分電盤、別名:PDP )の高容量化に対し、分岐回路をより簡単かつ安全に構築できる ソリューションです。小容量から大容量のサーバーラック(19インチ、OCP)まで対応可能です。
RiLineXを使用することでRPPの納期を大幅に効率化でき、製造業が直面する人手不足による長納期化の解消にも寄与するソリューションとなっています。IEC・UL 両規格に対応 していることも大きな強みです。 また、ある来訪者様には グループ会社のEplan(電気CAD) と連携することで、「若手の方も早期に習熟できそうですね」とおっしゃっていただきました。
昨今、ハイパースケーラーを中心に IEC・UL規格準拠の低圧分電盤 のニーズが高まっているものの、現在は海外製を輸入して利用しているケースが多く、「納期・保守性の改善」という声が課題として挙がっています。そこでリタールとして、国内盤メーカー様とともに、RiLine Xを活用したIEC・UL対応の分電盤を共創していきたいと考えています。
まとめ
AI時代を支える次世代データセンターを効率よく運用するための、各社の最新技術やソリューションが集った「Data Center Japan 2026」。 来場された方々も熱心に情報収集されていたのが印象的でした。リタールは、今回ご紹介したOCPラックやCDU In-Rack、バスバーシステムRiLine Xを通じて、今後さらに高密度化するデータセンターにむけたお客様の挑戦を今後も力強く支えていきます。
公開:2026年4月8日



