
RAIL.ONE社:コンテナ設置されたリタールモバイルデータセンターによって、自由度が高まり、会社の移転が容易になりました。
「リタールの専門家が提案する適切で包括的パッケージは納得のいくものです。性能と費用も妥当です。」と、RAIL.ONE社 IT部長、Peter Both氏は述べています。
移転へ向けて
データセンターを新建屋へすぐには移せないため、本社移転の計画は難題なものでした。移転先の準備ができるまで、一時的にITシステムをこれまで通り運用するソリューションが必要となります。これらの要件を前提として、RAIL.ONE社は多くのコンテナソリューションサプライヤーを検討。結果、リタールと契約を締結しました。契約締結後、リタールは要求されたリタールデータセンターコンテナ(RDCC)を、IT業務に必要な全部品を装備して数週間で納入しました。
全速前進
コンテナソリューションは温度管理に高効率なフリークーリング技術を採用し、従来システムと比べて費用を最大40%削減できます。RAIL.ONE社へは要求に沿った、冗長性を持つ20kWの冷却システムが設置されました。リタールのTS ITラックにはコールドアイルコンテイメント(冷気の囲い込み)を導入しています。
リタールのコンテナは、分電システムを予め設置して納品されます。コンテナには非常用電源がUPSシステムを含め、完全な電力供給が行われます。また、コンテナにはリタールDET-ACソリューション、自動火災検知および消火システムが含まれ、全稼働パラメータはリタールCMC IIIシステムによってモニタリングされます。
高さ10メートルの終着点
リタールのインフラを装備したAIL.ONE社のIT移転は、万全な準備により円滑に実施されました。今日、新データセンターは同社屋上で静かにフェイルセーフモードで動作しています。RAIL.ONE社のITプロたちは、すべての運転パラメータを詳細にモニタリングしながらデータセンターを常時監視しており、問題が起こらないよう管理運営に努めています。