EU諸国へ製品を輸出する際、あらゆる分野で必要になるのがCEマーキングです。分野によって「EU指令」と呼ばれるいくつかの指令が存在し、製造者が内容を把握して適切な判断をする必要があります。本記事では、CEマーキングの概要や対象国や手続きの流れ、さらにイギリスのEU脱退に伴う対応変更について詳しく解説します。
制御盤とは、機械や設備を電力でコントロールするための電子機器や部品を収納した箱のことです。誤った作業や運用、設計が行われていると大事故に繋がる恐れがあるため、制御盤を扱う技術者にとって安全に関する知識は極めて重要だと言えます。本記事では、制御盤の安全に関わる基礎知識をご紹介します。
最近は、加工機械・産業機械メーカーの輸出が好調で海外向けの制御盤の需要が増え、国内/海外向けの違いによる業務の煩雑さも増しています。これの解決には「標準化」を行うことが効果的で、特に海外向けやグローバル対応では必須条件。今回はそんな「標準化の重要性」について紹介します。
製造業がDX(デジタルトランスフォーメーション)で目指す将来の姿とはどのようなものなのでしょうか。DXを効果的に推進していくために重要となるデザイン思考、取り組むべきポイントとなる「標準化」と「見える化」、そしてDXで変わるモノと変わらないモノ。DXの潮流について製造業にフォーカスをあてて確認していきます。
制御盤は、工場にある数ある設備のなかで停止してはいけない重要設備であり、安全に保護する必要があります。しかし基本的に制御盤は現場に設置するもので、現場でできる保護対策は限られます。だからこそ、設計製造段階での「筐体」選びは重要となります。今回は制御盤の安全と、外被となる筐体をどうするかについてお話しします。
EV用充電器、太陽光発電や風力発電、無線通信など、屋外での電力利活用が広がることで、屋外に設置される制御盤も増えています。屋外の制御盤は防水防塵に対応するのは当然ですが、内部の電子機器を保護するには筐体の衝撃への強さも大切。今回は、制御盤の耐衝撃性とそれに関する保護等級 IKについて考えてみます 。
「自動化」というと、ロボットやAIを使うような先進的な自動化をイメージしがちです。しかし、実際は手作業から、効率化、機械化、ロボット化、自律化という形で進化し、その進化の度合いはさまざまです。少子化や労働力不足が続くなか、いま手作業で行っている作業も、次の進化のステップに進んでいくことは間違いありません。
限られたリソースのなかで多くの発注に対応できるようにするには、まず制御盤の設計・製造業務を見直し「標準化」することが大切。そこから設備投資につなげることで、より生産性を高めることができます。今回は制御盤の設計・製造を標準化するメリットについて考えてみます。
工作機械や半導体製造装置、食品製造機械など各種の製造装置に取り付けられている「操作盤」。どれだけ優れた加工精度やタクトタイムを実現できる性能を持っていても、操作しにくく、扱いづらいようでは宝の持ち腐れになってしまいます。今回は、製造装置とオペレータの能力を最大限に引き出す操作盤について考えてみましょう。
季刊誌『Wunderbar』バックナンバー : リタールでは、定期的に季刊誌『Wunderbar』ウンダバーを発行しています。
2020.12.14
2019.05.14
2021.11.1
2021.10.15
2018.12.4
メルマガに今すぐ登録! キャビネットやボックス・盤用クーラー等のお役立ち情報や、製造業・制御盤のトレンドを配信中!