ドライ接点とウェット接点の違いと、この二つが必要になる理由 制御システムを扱う際に、回路のなかでよく目にすることになるドライ接点とウェット接点について、それぞれの意味と違いについてご紹介します。その二種類の違いから、各接点がなぜ必要になるのか、どのような場面で使われているのかを整理していきます。
計装盤、監視盤、制御盤の違いとそれぞれの役割 システムを制御する装置として計装盤、監視盤そして制御盤があります。各盤の目的は異なりますが、いずれも一つのシステムを構成するためには重要なものといえます。各盤の仕様と、どのような機器に実際に使われているのかをご紹介します。
制御盤用キャビネット・ボックスの温度管理対策 内部の機器の破損や誤作動を防ぎ電気の安全を守るために、キャビネットを使用する環境によっては温度管理が大切になってきます。キャビネット内部の温度や周辺温度への対策をみていきましょう。
アース線の役割と種類(海外設置版) 漏電による感電から人体を守ったり、定格以上の電流が流れたことによる破損や火災から機器を守ったりする役割を持つアース。電気の安全に使用するためには欠かすことができないものですが、国によって規格や仕組みが少しずつ異なっているのも特徴です。海外におけるアースについて紹介します。
動力線と制御線の違い―制御盤内のノイズを防ぐには 動力線と制御線は、制御盤内の配線を主に構成する2種類の役割を持つ電線です。これらはどういった目的の違いがあり、どのように使われているのでしょうか。動力線と制御線の役割、この二つが影響することによって生じるノイズへの対策をご紹介します。
保護リレーの種類と規格―保護リレーの持つ役割とは 保護リレーまたは保護継電器と呼ばれる装置は、どのような場面で使われているのでしょうか。地絡や短絡など電力系統事故の影響を最小限に抑えるという重用な役割を持つ保護リレーについて、装置の目的や動作原理、種類や規格についてご紹介します。
電力線通信「PLC」が普及しなかった理由と再注目されている理由 コンセントに差し込むだけでインターネット接続が可能な仕組み、PLCをご存知でしょうか。そんな便利なPLCがなぜ普及していないのでしょうか。その理由をPLCの歩んだ歴史から考えながら、近年注目度が上がっている理由とIoTとの結びつきをご紹介します。
制御盤配線の主役級―信号線の持つ重要な役割 制御盤や電気回路において、信号線とはどういった役割を持っているのでしょうか。信号線が何をするためのものなのか、信号線に使われる電線にはどのような特徴があるのか、信号線を伝わる信号はどういった種類があるのかをご紹介します。
ドイツの電力自由化と日本の電力自由化および事業者間の競争について 電力自由化が世界規模で進められる中、日本でも2016年に小売全面自由化が始まりました。そこで世界における電力自由化の現状の一例としてドイツでの経緯をご紹介した後、日本の電力自由化と電力事業者間の競争、変化、将来の見通しなどについて考えていきます。
アース線の役割ー分電盤や制御盤(筐体)における仕組み アースは電気の安全対策に欠かせませんが、そもそもアースとは一体何なのでしょうか?アースの役割と設置方法、制御盤や分電盤におけるアースのあり方などについてご紹介します。
ジャンパー線の種類と役割 ― 縁の下の力持ち 制御装置においてさまざまな場面で活躍するジャンパー線。ジャンパー線にはどのような種類があり、どういった目的で使われているのでしょうか。ジャンパー線の種類や役割、使用されている箇所、それによって発生した故障事例などをご紹介します。
電力、エネルギー業界で導入が期待されるIED IEDは電力システムの保護や制御、ほかにも計測や記録、通信までできる多機能な機器で、電力産業だけでなく、さまざまな産業分野での採用が検討されています。IEDの概要、特徴やメリットについて、またIEC61850との関係についてご紹介します。