商業施設や工場にある金属製の箱、キュービクルとは? 商業施設や工場の片隅には、キュービクルと呼ばれる金属製の箱がよく置かれています。キュービクルは50kW以上の電力が使われる施設で必要とされる機器で、設置や運用にはルールがあります。メリットや設置が必要とされる理由を紹介します。
サーマルリレーの選定・設定方法―過負荷から電動機を保護するために サーマルリレーの働きと作動原理をご紹介します。電動機を使う機器の制御盤には、必ずサーマルリレーが取り付けられています。サーマルリレーにはどのような役割があるのでしょうか。リセットの方法、サーマルリレーの選び方、設定の仕方も解説します。
データセンターとティア、その関係性とは? 導入が進められるクラウドコンピューティングにおいて、データセンターは欠かすことができない存在です。データセンターを議論する際、4段階に分けられたティアという指標が使われます。どのような意味を持つ指標なのか、ご紹介します。
コンデンサとは、電気設計をするうえで避けては通れない電子機器 三大受動部品の一つであるコンデンサはさまざまな機器の電子部品として使われています。本稿では電気設計をするうえで必ず目にするコンデンサの仕組みと共に、種類や各用途、および形状もご紹介します。また、最後にコンデンサの容量について説明します。
SUS304やSUS430など制御盤ボックスにも使われるステンレス鋼の種類と特徴 「錆びない」「丈夫」そんなイメージのあるステンレス鋼にも、多くの種類がありそれぞれに特徴があるのをご存知でしょうか。制御盤のボックスとしても使われるステンレス鋼について、分類と特性、注意が必要な海外規格とJIS規格で異なる表記方法をご紹介します。
温度管理と制御―温度センサーとサーモスタット 温度の管理と制御をしようとしたとき、必ずといっていいほど出てくるキーワード、それが「温度センサー」「サーモスタット」「バイメタル」です。この3つのキーワードについて、それぞれの関わり、種類や役割、その作動原理などをご紹介します。
漏電に対する日本と海外における考え方の違い-日本国内の規格だけで十分なのか? 電気設計において、漏電や短絡・地絡対策は人体保護の観点から必ず考慮しなければなりません。それは日本国内だけでなく海外でも同様ですが、満たすべき規格要求が異なってきます。短絡・地絡に対する対策や、日本と海外の規格要求にどのような違いがあるかご紹介します。
PLC(プログラマブルロジックコントローラ)は制御盤設計に欠かせない!その理由と使い分けは? 制御盤におけるPLCは、コンパクト化の実現やメンテナンス性向上の観点で欠かすことができない重要な機器です。出力タイプとしてリレー出力とトランジスタ(シンク・ソースタイプ)出力があり、それぞれに特徴があります。今回は、その違いや制御盤製作における使い分けをご紹介します。
制御盤筐体の設計・組立製造工程と板金加工―業界の抱える問題と需要の変化 制御盤の筐体(キャビネット/ボックス)が、どのような工程と加工方法で製作されているのか、設計時に注意すべき点、加工時に起こりやすい不具合とその対策について解説します。また、筐体板金業界が抱える問題と、制御盤製作との関係を考えます。
ノンドレン方式の仕組み - 水の出ない盤用クーラー 盤用クーラーにもノンドレン方式があるのをご存じでしょうか? 制御盤のある現場こそノンドレン方式のメリットが最大限に発揮される場でもあります。ノンドレン方式の仕組みと、ノンドレン方式を採用した場合の効果について紹介します。