Landgeflügel社では、毎日、500,000ケース以上の新鮮な鶏肉を2箇所のと殺場と解体処理場を経由して出荷しています。新鮮な鶏肉を処理する上で、最高度の衛生基準を遵守することが求められ、加工システムは毎日洗浄する必要があります。リタールのハイジェニックデザイン(HD)エンクロージャーがシステム構成品である精密電子部品を洗剤や消毒剤から保護します。
「これまでの経験から、ヴィーツェの新工場にHDエンクロージャーを採用することには全員が賛成しました。」Celler Land Frischgeflügel社の整備主任であるFabian Thölke氏は述べています。
リタールのハイジェニックデザイン(HD)エンクロージャーは、食品分野の衛生要求事項に準拠していることから、Landgeflügel社は製造プロセスの製品および加工安全性の向上を図ることができます。ステンレススチール製で、傾斜天井を特長としており、残留物なく確実な洗浄が可能です。HDシリーズの特徴は、青色の外部シリコンガスケットです。隙間なく封止できるのでエンクロージャー内に実装された電子部品を水や湿気から保護します。
ハイジェニックデザイン(HD)エンクロージャーは、Emsland Frischgeflügel社の製造システムの一部で初めて採用されました。2003年創業のLandgeflügel社の本社では、各エンクロージャーを生産現場で試験しました。問題は、エンクロージャーが毎日の洗浄作業に十分耐えることができるかどうかでした。以前のエンクロージャーでは、ガスケットが摩耗し漏れが何度も発生して、内部の精密電子部品が損傷しました。リタールHDシリーズではこのような問題は全く起きませんでした。
ヴィーツェ工場で、HDエンクロージャーは主としてコンベアベルト部門で使用されています。コンベアベルトは長さ数キロにわたり、複雑な解体プロセス後にさまざまな鶏肉製品を精確なタイミングで輸送したり外部搬送するのに使用されています。
エンクロージャーは、8本の異なるラインからなる包装部門でも重要な役割を果たしています。