Promontan社:カスピ海での無人運転

海底石油掘削で使用される機器は、厳しい条件をクリアする必要があります。運転時における最高レベルの安全性やGL (ドイツロイド船級協会)認証などが要求されます。石油掘削リグは、Dragon Oil社の多くのリグと同じく、無人運転され、特に多くの難題に対応することが求められます。

「”低電圧スイッチギア(分電盤)には、最初からリタール社の製品を使っています。理由は、包括的な技術的サポートが受けられること、さらにシステムの高い信頼性と柔軟性です。」と、Promontan GmbH社長のThomas Schellhorn氏は述べています。

Dragon OilグループはForm 4bを使って、主分電システムの安全性と確実性を確保しています。Promontan社のスイッチギア技術者にとって初めての経験でした。「Form4bは初めてでしたが、リタールのシステムを使えば、課題に対応できることがすぐにはっきりしました。」と、Schellhorn氏は述べます。

カスピ海での無人運転

Dragon Oil社は、ドバイに本社を置く国際的な石油生産会社であり、主としてトルクメニスタン沖で原油および天然ガスの生産を行っています。同社はカスピ海での新石油掘削リグで使う主分電盤システム用スイッチギアメーカー(分電盤メーカー)を探していました。最終的に、ポツダム近郊のヴェルダーに本社のあるドイツ企業Promontan GmbH社を選びました。

迅速な認証

分電盤およびエンクロージャー(キャビネット)装置については、Promontan社はリタールのRi4Powerシステムを採用しています。このシステムは、TS 8エンクロージャーシステムをベースとしています。両システムともロイズ認証を取得済みであり、スイッチギア装置全体の認証も迅速に取得できました。

専用ソフトウェアで計画と設置が簡単

設置プロジェクトでは、「Rittal Power Engineering」ソフトが活躍しました。このソフトウェアは計画や実装支援ツールとして使われるだけでなく、スイッチギア(分電盤)の設置を規格通りに実施できるよう記録する役目も果たします。しかしこれだけではありません。今回のプロジェクトでは、計画段階の終了後にこのソフトウェアを使って描かれた組立図が、設置作業に大いに役立ちました。技術者たちは、作業準備段階で、組立図や部品リストを見て発注材料を関連部門/作業場に割り当てることができました。確実かつ迅速な作業手順によって時間とコストの大幅な節約を図ることができました。